次: 必要条件・十分条件
上: 例で考える
前: 例で考える
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- (1)
- 頂点 i が上から k 段目,左から m 番にあるとする.
k 段目には 2k-1 個の頂点があるので,
が成り立つ.
このとき,頂点i のすぐ下の段にあって頂点 i と結ばれている頂点は,
上からk 段目,左から
の2つである.
の関係式の k と m に, k+1 と
を代入する.
であるから,それらの頂点の番号は2i と 2i+1 である.
- (2)
- k 段目の石は k 回の操作で上がりになる.
- (3)
- k 段目の出会うべき頂点の決め方は 2k-1 通り.
その各々について,第 k 段目のその頂点ではじめて出会うのは,
その頂点の下にあるk+1 段目の隣りあう頂点に来ることである.
k+1 段目の一つの頂点に来る n 段の頂点は 2n-k-1 個あり,
頂点 i と頂点 j の決め方がそれぞれ 2n-k-1通りである.
ゆえに求める自然数の対
の個数は
である.
AozoraGakuen
2002-09-04