を実数とし,実数の組に関する方程式
上に時速で等速運動する3点があって,それぞれ から辺に沿ってへ, から辺に沿ってへ, から辺に沿ってへ同時に出発するとする. 時間後のそれらの位置をそれぞれ,, とする.
3点が同時に次の頂点に到達するための必要十分条件は の重心の位置が によらず一定なことである.これを示せ.
また,この平面上の と異なる点 を通って,直線 と垂直な空間直線 があり, 平面とのなす角が である. このとき,直線 上を動く点 と, 円 上を動く点 の間の距離の最小値を 2点間の距離 で表せ.
あるクラスの生徒は A 町に 人,B 町に 人住んでいる. A 町とB 町は km の道路で結ばれている.この道路上, A 町から km の距離にある地点に全員集合したい.以下のそれぞれの場合につき,全員の交通費の合計が最小となるのはどのようなときかを調べ, そのときの の値と交通費の総額を示せ.ただし,いずれの場合も, 比例定数は最初の1km に対する交通費がちょうど100円となるように設定してあるものとする.
正五角形ABCDEの頂点AとC,CとE,EとB,BとD,DとAをそれぞれ結んだ 5本の対角線を考えると,それらは右図のように5つの点P,Q,R,S,Tで交わる. この5つの点P,Q,R,S,T上にそれぞれ1枚ずつ, 表裏が定まったコインが置かれ固定されているとする.
いま,表裏が定まっていて互いに区別のつかない5枚のコインを新たに用意し,5つの点A,B,C,D,E上に1枚ずつ置く. すると各対角線上にはそれぞれ4枚のコインが並ぶことになる.
問 どの対角線上にも表のコインが偶数枚置かれているような,A,B,C,D,E上へのコインの置き方の場合の数は何通りあるか. 考察の過程をていねいに説明して解答せよ.