阪大理2 解説 問題に戻る 2000年入試に戻る
この問題は1次不定方程式の基本問題です.
[解1]は多くの受験生もおよそこれと同じ発想で解いたと思われます.これで十分です.
[解2]はあえて1次不定方程式の理屈と問題の本質が何かがわかりやすいように解きました.少し面倒ですが,問題がどういうことなのかはよくわかります.
試験場でいつもうまいやり方を追求するとそれで時間不足になります.こういう問題は正攻法でつぶすのもひとつのやり方です.有限個に絞れたらあとはすべて調べればよいのです.
こういう問題を出発に立ち返っていろんなやり方で解くことが,勉強です.
関連問題
を満たす自然数の組 で, の値が 5 番目に小さいものを求めよ. |
を満たす整数の組 で が最大であるものを求めよ. |
次の命題を真にする最小の自然数 を求めよ. |
また 1元1次不定方程式については 数学対話の一次不定方程式論に
解の存在 ,解の構成 ,一般解
のすべてが解き明かされています.