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耕一
2000年の横浜国立大学の入試問題の別解を見ました.
南海
生成関数で解くというものだな.
耕一
はい.
それとよく似た問題が98年北海道大学にあります.
南海 よくしっているな.それぞれを紹介しよう.
例 1.6.1
[00横浜国立大学]
数列 を
で定める.次の問いに答えよ.
-
を求めよ.
- を求めよ.
例 1.6.2
[98北大後期理系]
次の条件で定まる 数列 の一般項を求めよ.
南海 普通は推測して帰納法で解く.
横国大の解答は問題のところにあるがここに再掲載しておこう..
北大の普通の解答は耕一君に作ってもらおう.
耕一はい.
解答[00横浜国立大学]
-
-
と推測される. これを数学的帰納法で示す.
- のとき, より成立.
-
で成立するとする. このとき
よって でも成立する.
- 以上から
に対し
が示された.□
解答[98北大]
これから
と推測される. 数学的帰納法で示す.
では成立した.
のとき成立するとして, のときに成り立つことを示せばよい.
条件式は等式であるから,結局条件式の右辺に
のときの を代入
して計算した結果,条件式の左辺になればよい.
ゆえに のときも成立し,
が示せた.□
Aozora Gakuen