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いま『夜明け前』を読む
今なお、世はまだ夜明け前のままである。
しかしまた、近代日本を痛恨をもってふり返りるわれわれは、
『夜明け前』に導かれて、新しい世界の、その扉を開け得る位置に立っている。

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この一文は、雑誌『日本主義』第36号（2016年12月、白陽社）への寄稿原稿に、気づいた誤植を訂正したものである。

2017.3.20

はじめに 第一章　『夜明け前』の時代 木曽の馬籠 王政復古 維新の変質 狂あるのみ 第二章　明治維新と国学 明治維新とは 維新の原動力 国学の基盤 篤胤の古道

第三章　あの素直な心 神とことわり 神道と天皇 諸神道の共生 夢を正夢に 基本文献