のとき.
題意を満たす が存在したとする.
ここで二項定理から
よって,0以上のすべてのに対して題意を満たすが存在することが示された.
したがって
(1)からはのときには成立している.
命題:
これから,係数を
このに対しては0以上の任意の整数に対してが成立する.
つまりこのときは恒等式である.
が恒等式となるためには
のとき.
が のとき成立するとする.
ここでの両辺をで微分する.
よっての左辺をで微分した整式との左辺は等しい.
つまり
ここでの左辺で, , なので, 数学的帰納法の仮定を用いると
したがって数学的帰納法によって,3以上の奇数に対してが成立する.
例 (2)(3)の公式は何を意味しているのか.必ず具体的に書き出してみよう.
となる. また
注意