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東北大理系4番

三角形 $ \mathrm{ABC} $ の内接円の半径を $ r $ ,外接円の半径を $ R $ とし, $ h=\dfrac{r}{R} $ とする. また, $ \angle \mathrm{A}=2\alpha $ , $ \angle \mathrm{B}=2\beta $ , $ \angle \mathrm{C}=2\gamma $ とおく.

(1) $ h=4\sin\alpha\sin\beta\sin\gamma $ となることを示せ.
(2) 三角形 $ \mathrm{ABC} $ が直角三角形のとき $ h\leqq \sqrt{2}-1 $ が成り立つことを示せ. また,等号が成り立つのはどのような場合か.
(3) 一般の三角形 $ \mathrm{ABC} $ に対して $ h\leqq \dfrac{1}{2} $ が成りたつことを示せ. また,等号が成り立つのはどのような場合か. 

解答