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教科書との関係

以上が,高校確率の基礎部分である. これだけをしっかりつかめばよい.

それに対して現行の数学Aの教科書には, 「独立な試行の確率」と「反復試行の確率」 がそれぞれ1つの小節を割り当てて,書かれている. しかし,教科書に書かれている内容であれば,これらは必要ない.

数学Aの確率には条件付き確率が入るが, 期待値や事象の独立は数学Bである. このような構成は,まったく混乱を招くだけである. 「独立な試行の確率」と「反復試行の確率」を除き, 代わりに事象の独立と期待値を数学Aの範囲にすべきである.

しかしまた,現実に教科書にある以上, 以上の高校確率の基礎をふまえて, そこに書かれていることをどのように取り扱うべきであるのか, 考えておきたい.




Aozora
2015-08-02