証明 標本空間が個の要素からなるとし,
確認した現在の教科書の多くは, 「ある事象の起こることが期待される割合を, 事象の確率といい,これをで表す」 と,書いている.これはまったく経験的な言葉であり, 数学の定義にはなっていない.
そして,根源事象がすべて同様に確からしいときとの条件の下で, 定理2の式を確率の定義としている. そして,確率の定義1を,「確率の性質」としている. これは逆ではないだろうか.
解答