南海 実数 に対し, とすると,これはどのような図形を表しますか.
拓生
式を整理すると,
のとき円になり, のとき1点,さらに のときは空集合,です.
南海 が大きくなるとどうなりますか.
拓生 で ですから, に近づいていく.
南海 そうです.まとめると
表す図形 | |
円 | |
点 | |
空集合 | |
点 | |
円 | |
円 | |
直線 | |
円 | |
このように媒介変数 の一次式で定まる曲線族を「束」と呼びます.問題は, この「束」を特徴づける幾何的な性質はどのようなことか,と言うことです.
拓生 私の質問とどのような関係があるのでしょうか.