九州大改題 解答 解説 2000年入試に戻る


複素数 $z=\cos 20^{\circ} +i\sin 20^{\circ}$ と,それに共役な複素数 $\bar{z}$ に対し $\alpha =z+\bar{z}$ とする.

1. $\alpha$ は整数を係数とするある3次方程式の解となることを示せ.
2. この3次方程式は3個の実数解をもち,そのいずれも有理数ではないことを示せ.
3. 有理数を係数とする2次方程式で, $\alpha$ を解とするものは存在しないことを示せ.