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上: 解答
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- (1)
- f(x) を N 次多項式とし,
とおく.
ここで各aj は整数である.
ここで,
である.ゆえに
f(m+n)-f(n) は m の倍数である.
- (2)
- f(n) は整数なので,(1)で m=f(n)k とおくと
f(n+f(n)k)-f(n) は m=f(n)k の倍数である.したがって任意の整数 k に対し
f(n+f(n)k)-f(n) は f(n) の倍数である.
- (3)
- (2)から
f(n+f(n)k)-f(n)は f(n) の倍数であるので,
k によって定まる定数 M(k) を用いて
f(n+f(n)k)-f(n)=M(k)f(n)
つまり
と表せる.
任意の自然数 n に対し f(n) が素数なので
f(n+f(n)k) も素数.
f(n)=1 となる n が無数にあれば恒等式の原理から f(x) は定数.
f(n)=0 となる n が無数にあれば恒等式の原理から f(x) は定数.
f(n) が0でも1でもない n が存在するとき,その n を固定する.
このときすべての k に対して
.つまり
f(n+f(n)k)=f(n)
がすべての k について成立.
より f(x)=f(n)
となる x が無数に存在する.
したがってこの場合も同様に f(x) は定数である.
AozoraGakuen
2002-06-21