微分方程式
ある物体を地球の表面から鉛直上方に発射するとき, 発射してから秒後のこの物体と地球の中心との距離をmとすると, 微分方程式 (は正の定数) が成り立つ.
地球の半径をm,初速を m/秒とするとき,
内側が直円すい形の容器がある. その回転軸は鉛直で,頂点が最低点,深さは で,上面は半径 の円である. この容器に上面まで満たされた水を,断面積が の管を通じて.最低点からポンプで流出させるとする. 水の流出速度 は,そのときの水面の高さを とすれば, ( は正の定数)で与えられるようにポンプが調整されているものとする. 流出し始めた時刻を として,時刻 における水面の高さ を求めよ. ただし, は容器が空になる時刻までに限定する. (時刻 と の間に流出する水量を とすれば, がなりたつ.)
は2次の導関数をもち, を満たす関数で,さらに次の性質をもつという. 原点を とし,曲線 上の任意の点 に対し, 点 を とするとき, の二等分線が曲線 の点 における法線となる. このとき,以下の問いに答えよ.
深さ の容器がある. 底は半径 の円板,側面は のグラフを 軸の回りに回転したものである. ただし は正の連続関数で とする. この容器に単位時間あたり (一定)の割合で水を入れたとき, 時間後に一杯になり,しかも 時間後の水面の面積は であった.
関数 を決定し, を求めよ.