次:
ある入試問題の一般化への生成関数の活用
上:
カタラン数を生成関数で求める
前:
の漸化式
カタラン数の生成関数
とする.すると
であることに注意すると,
を得る.
ここで
とおこう.
より,
のとき
とならねばならないので,
ここで, 一般に何度も微分できる関数
は
と級数に展開されることを用いる.これは
を
とおくと
より
となるのでわかる.
この
の係数は
よって,
の
の係数は
つまり,
耕一なるほど.
南海
入試問題もその気になって探求すると,いろんな広がりがあるのだ.
Aozora Gakuen