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No More HIROSHIMA 07/08/05

  The atomic bombs dropped by America on Hiroshima and Nagasaki were , in human history , the most uglily and unhumanitarian weapons of mass destruction .

  アメリカが広島・長崎に投下した原子爆弾は、人類の歴史上もっとも醜く非人間的な大量破壊兵器であった。

  その悲惨は、経験したものにしかわかり得ない。

  もとより原爆投下にいたる過程で、日本軍国主義はその侵略戦争において、アジアの民衆、日本人民を塗炭の苦しみに陥れてきた。われわれは日本軍国主義とその後継者たちを許さない。

  しかしだからといって、アメリカの原爆投下が正当化されるものではない。「戦争を早く終わらせた」などと言うのは偽りである。1945年の8月当時、日本軍国主義はもはや戦闘能力を失っていた。戦争終結に原爆の必要なかった。一つは実験として作ったものを使ったのだ。一つは戦後の冷戦を見越して、核大国としての地位を確立するためであった。『平和記念資料館』の「なぜ広島に原爆が投下されたのか」に詳しい。

  最悪の大量破壊兵器を実際に使ったのはアメリカであった。そのアメリカが、ありもしないものを「もっているだろう」と言いがかりをつけ、はじめたのがイラク戦争である。60年の長さで見ればこれが事実である。そしてアメリカはそのイラクで泥沼に陥いっている。世界はもはや帝国アメリカの原理では動かない。それが今日の世界である。

  歴史を忘れるな。