next up previous 次: 個別と一般 上: 問題と考え方 前: 問題

考え方

2.20       [08京大理系乙]     問題2.20    解答2.20

絶対値が等しい実数$\vert A\vert=\vert B\vert$は,$A=\pm B$と同値である. こうして文字定数を含む二つの二次方程式が得られる. この方程式を定数のある部分とない部分に分け, グラフの共有点の個数で考えるのも一つの方法である.

2.21       [95大阪市大]     問題2.21    解答2.21

樹形図をいかにうまくとるかであるが,経路を図示し, 各点に至る経路の総数を書いていけばよい.

2.22       [01名古屋]     問題2.22    解答2.22

状態の変化をもとに漸化式を作るのであるが,その際状態と変化を図示すると考えやすい.この確率問題はさまざまの解法があるので,一つで終わらずにいろいろ考えたい.

2.23       [04東大前期文系]     問題2.23    解答2.23

同様に状態の変化をもとに漸化式を作る問題である.最初すべて白で対称であり,いずれの確率も等しいので,一つの板が黒であるときにどの板が黒であるかは同様に確かである.


Aozora Gakuen