next up previous 次: 間接証明と背理法 上: 問題と考え方 前: 問題

考え方

1.16       問題1.16     解答1.16

数学的帰納法の典型問題である.

1.17       問題1.17     解答1.17

$T_{k+1}$$T_k$で表そうとすると,$T_{k-1}$が現れる. このようなときは,$n=1,\ 2$で確認すればよい. 後半は三角関数の加法定理と結びつけよう.

1.18       問題1.18     解答1.18

同様に,$A_{k+1}$$A_k$で表そうとすると,$A_{k-1}$が現れる. このようなときは,$n=1,\ 2$で確認すればよい.

1.19       問題1.19     解答1.19

帰納法の仮定を使っても直ちには結論に至らない. そこで(1)を使う.帰納法の仮定+(1),この道筋で式をいろいろ変形してみよう.なおこれは上に凸な関数であればつねに成立するし, 下に凸でも不等号を逆にしてつねに成立する.

1.20       問題1.20     解答1.20

やや複雑な論証である. 一般に,不等号の関係を数学的帰納法で示すのは難しくなる. 帰納法は当然$m$に関して行う. (1)では,帰納法の仮定としての$c_m\ge 1$の意味することは 不等式を満たす$n$の存在である. いくつか存在すればそのなかで最大のものをとる. その次の自然数に着目して考えてみよう.

1.21       問題1.21     解答1.21

記号の複雑さに惑わされず,順次証明を進めていけばよい. できれば,一体何をしているのか,そこで考えてみよう.

1.22       問題1.22     解答1.22

まず,(1),(2)で問題の状況をしっかりつかもう. そして(3)を数学的帰納法で示すのであるが, そのとき「結論を強めた命題を示す」とうまくいく.その考え方をここで学んでほしい.

1.23       問題1.23     解答1.23

次数に関する数学的帰納法を行おう. 除法の原理,因数定理が次数を下げる原理である. なお,数学的帰納法によらない証明も可能である.

1.24       問題1.24     解答1.24

直接示すことができる.その場合は,負から正への単調増加数列であることから, 符号の変わり目に注目することが大切である. または,数列の項数に関する数学的帰納法を行おう. その場合帰納法の仮定を使うために一工夫がいる.

1.25       問題1.25     解答1.25

これもまた次数に関する数学的帰納法を行おう. 次数を下げるのがこの場合は微分である. これで(1)はできる.(2)は複素数に関する不等式

\begin{displaymath}
\vert\alpha\vert-\vert\beta\vert\le \vert\alpha-\beta\vert \le \vert\alpha\vert+\vert\beta\vert
\end{displaymath}

がいる.



Aozora Gakuen