次: 帰納的定義
上: 問題と考え方
前: 問題
1.2
問題
1.2
解答
1.2
係数比較法と代入法の両方が考えられる.
代入法では少しの工夫が必要である.つまりの形を推測して,
その形が次数より多いの値で成り立つことを示すのである.
1.3
問題
1.3
解答
1.3
まず次数を決定する.最高次の項が両辺一致することで次数は決まる.
この最高次の項を除く部分が恒等式になるように,適当な代入によって係数を決めていく.
1.4
問題
1.4
解答
1.4
定点を通ることは,すべてのとで成立するということである.
これをいかすと,交点を実際に求めなくても交点を通る直線を決定できる.
1.5
問題
1.5
解答
1.5
(2)は(1)の一般化である.
(1)から余りの形を推測する.
余りの次数は次以下であるが,
余りの形が個の異なるで成立すれば,それは恒等式である.
1.6
問題
1.6
解答
1.6
二つ以上の対称軸をもつものは三角関数である.
この対称軸を二つ選び,それがととなるように拡大と移動すればよい.
これで(1)が得られる.
(2)は二つの対称性を用いて,無数のの値で同じ値をとることを示せばよい.
1.7
考え方
1.7
解答
1.7
が変化しても変化しない不動の関係式を見つけたい.
この場合は体積である.長さの比を体積の比に置きかえ,逆数の和をとると一定であることがわかる.
1.8
問題
1.8
解答
1.8
これは意外に難問である.力ずくの計算では大変だ.
しかし示すべき式はで対称である.
ということは,大小を仮定してもよいということだ.
1.9
問題
1.9
解答
1.9
正三角形を角度でとらえるか,辺の長さでとらえるか.
いずれかの方針を決めて,条件を書き出す.そのとき,対称性に注意して計算をきれいに進めよう.
Aozora Gakuen