は または正の整数とする.方程式 の解 で がともに奇数であるものを奇数解とよぶ.
0以上の整数 に対して, で の下2桁を表すことにする. たとえば, である. を2でも5でも割り切れない正の整数とする.
複素数平面において集合
を次のように定義する.
を100以下の自然数の集合とする. また,50以下の自然数に対し, の要素でその奇数の約数のうち最大のものがとなるものからなる集合をとする. このとき,次の問いに答えよ.
自然数 と 項数列 が与えられていて, 次の条件( )を満たしている.
(i) はすべて正整数で,すべて1と の間にある.
(ii) とおくとき, はすべて平方数である. (整数の2乗である数を平方数という.)
白石180個と黒石181個の合わせて361個の碁石が横に一列に並んでいる.碁石が どのように並んでいても,次の条件を満たす黒の碁石が少なくとも一つあることを示せ.
その黒の碁石とそれより右にある碁石をすべて除くと,残りは白石と黒石が同 数となる.ただし,碁石が一つも残らない場合も同数とみなす.
は自然数でとする. 穴のあいた個の白玉と個の黒玉にひもを通して輪を作る. このとき適当な2箇所でひもを切って個ずつの2組に分け, どちらの組も白玉個,黒玉個からなるようにできることを 示せ.
あるマラソン選手は出発地点から40kmの地点までちょうど2時間で走った. このとき,途中のある3分間でちょうど1kmの距離を進んだことを説明せよ.
各面が鋭角三角形からなる四面体 ABCD において 辺 AB と辺 CD は垂直で はないとする.このとき辺 AB を含む平面 に点 C,点 D から下ろした垂線の 足をそれぞれ とするとき,4点 A,B, がすべて相異なり,しかも同一円周上にあるように がとれることを示せ.
平面に対し, の各頂点 を通り 平面に垂直な直線のとの交点をそれぞれ とする. このようにして得られた を の平面への正射影という.
任意の2つの三角形
と
に対し,次の条件を満たす平面が存在することを示せ.