南海 集合から集合への関数 と, 集合から集合への関数 を考える.
この場合,集合に対する変数を , 集合に対する変数を と定めておく方が考えやすいので, については と表す.
このとき, はからへの関数となる. これを二つの関数 の合成関数といい, と表わす.つまり, である.
からへの関数 で に対し, ならば であるとき, を からへの1対1関数 という.
からへの関数 が1対1関数であるとする. このとき値域の要素 にたいして, となるの要素 がただ1つ対応する. これによっての部分集合である値域から への関数が定まる.この関数を と表わす.
定義より である.
現実的な逆関数の作り方は, を逆に解いて, を作ればよい.
独立変数を ,従属変数を とするのならこの と を入れ替えて, としたものが,求める である.