史織 定義域が自然数の関数が数列でした.数列 に対して と定めると 自然数に対して定義された関数 が得られます.
南海 そうなのだ.数列を関数の立場から考えることが大切だ.
自然数に対して定義された関数 を解析する基本は
階差を取る作用は としてみればわかるように, の増分1に対する平均変化率だ. 実は「階差をとる」ことを「差分する」ともいうのだが, これは言うまでもなく「微分する」と対応する言葉の使い方だ.
ついでながら階差数列からもとの数列を見出す
このような観点から,いくつかの問題を紹介しよう.いずれも高校数学としては難問である.
を実数係数の 次の整式とする. 任意の整数 に対して が整数値をとるための条件を次の方法で考えよ.
史織
ありがとうございました.