次:
固有ベクトルと線型写像の対角表現
上:
行列と行列式
前:
行列式の展開
クラメルの公式
南海
連立方程式の解公式であるクラメルの公式を作っておこう. 連立方程式は
と表されるものであった. これは行列では
と表せる.したがって
のときは,ただ一組の解
が定まる. ところが
なので
ただし,最後の行列式は,
の第
列
を
に置きかえたものである.
耕一
2次と3次では次のようになる.
例 1.2.6
の解は
です.
の解は
です.
演習 9
解答
9
次の等式を証明せよ.またその一般化を考えよ.
Aozora Gakuen