関数は区間で連続であるとする.極限
やのときも同様に考える. つまりそれぞれの極限値が存在する場合,
条件:に近いに対し,正数で となるのものが存在する.を満たすものが存在するならば,定積分 が存在する. ■
条件:正数で となるのものが存在する.を満たすものが存在するならば,定積分 が存在する. ■
のとき.ベータ関数の場合と同様に
次に,
証明
が一様収束することを示す.
そのためには
がコーシー関数列(定義17)であることを示せばよい.
はで一様収束するので,コーシー関数列である.
よって正数に対して自然数で,
ならの任意のに対して
であることは微分と関数列の定理である定理47 より従う. □
に対し原始関数を,
連続かつになるように積分定数をとって構成する.