証明 任意の正数に対して なら となる分割が存在する. 分割に新たに分点をつけ加えても,区間幅の最大値は増加しないので, が分割の分点であるとしてよい. 分割が点によって閉区間との分割 になるとすると,
これを示す.は連続なので原始関数が存在する.
それをとおく.合成関数の微分法から
はで不連続である.の関数としては
逆三角関数の定義の注意3.2,および初等関数の微分の逆三角関数の微分からわかるように, はともに の原始関数である.
方法1 とおく.ただし, にとる. で, なので,
方法2
とおく.
で,
なので,
一般に