太郎
この放物線を媒介変数で表すと,
つまり,です.
南海 これから,媒介変数での増減表を作り,凹凸まで調べれば曲線の概形が分かる.
Win Tpic 等を用いると,直接図を書いてくれる.一定の密度で座標を計算して曲線を描くのだ. それによると,とあわせて次のようになる. なお,最初の楕円の縮閉線 Win Tpic で描いている.
太郎 放物線の場合,ある点を通る法線は,最大何本引けるのでしょうか.
南海 点 $ (X,\ Y) $ を通る法線は \[ X+2tY=t+2t^3 \] となる.よって,最大3本だ.
太郎
3本引ける条件を求めてみます.
$ f(t)=2t^3+(1-2Y)t-X $ とおきます. $ f'(t)=6t^2+1-2Y $ なので,
$ 2Y-1\geqq 0 $ が必要で,このとき,
$ t=\pm\sqrt{\dfrac{2Y-1}{6}} $ で極になる.
$ \alpha=\sqrt{\dfrac{2Y-1}{6}} $ とおく.
このとき, $ f(t)=0 $ が重解を含めて3個の解をもつ条件は
$ f(\alpha)f(-\alpha)\leqq 0 $ である.
\[
f(\alpha)f(-\alpha)=
X^2-\left(2\alpha^3+(1-2Y)\alpha \right)^2=
X^2-\left(-\dfrac{2(2Y-1)^{\frac{3}{2}}}{3\sqrt{6}}\right)^2
\]
となるので,
\[
-\dfrac{2(2Y-1)^{\frac{3}{2}}}{3\sqrt{6}}\leqq X\leqq \dfrac{2(2Y-1)^{\frac{3}{2}}}{3\sqrt{6}}
\]
となります.
$ x=-4t^3,\ \quad y=3t^2+\dfrac{1}{2} $ で定まる曲線は,この領域の境界の曲線と一致します.