問題
, は自然数で,, を満たすものとする.いま, 角柱の 個の面に 1 から までの番号が書いてあるものとする. この 個の面に 1 面 ずつ,異なる 色の中から 1 色ずつ選んでは塗 っていく.このとき,どの隣り合う面の組も同一色では塗られない塗り方の数を で表す.
方針
解1
(1)
のとき.
ひとつの頂点に少なくとも3つの面がよるので,2色で塗ることは出来ない.
のとき.底に3通りの選択で1色使う.側面は2色でぬらなければならない.
交互に塗るしかない.が奇数ならの面と1の面が同色になる.
よって側面を2色で塗ることは出来ない.
が偶数なら,底と側面は1を塗る色を決めれば,すべてきまる.
最初に塗る色は7番目には塗れない.
5番目に以外の色を塗れば6,7番の塗り方は3通り, 5番目にを塗れば6,7番の塗り方は2通り. よって, 4番目に以外の色を塗ればその後の塗り方が5通りあり, 4番目にを塗ればその後の塗り方が6通りとなる.
あわせて21通りの型がある.
底の色を含めた4色の配置は通りある.
よってのとき
訂正:「P4=4a3(n)」→「P4=4a3(7)」
次: 回数と確率[08京大理系甲乙] 上: 直接計算か漸化式か 前: 一筆がき[08京大文系]
Aozora Gakuen