next up previous 次: 連分数 上: 除法のできる環 前: 四次フェルマ問題

演習問題

練習問題 48 (解答48)  

次の数を平方数の和に書き表せ.

\begin{displaymath}
5,\ 13,\ 65,\ 5^2,\ 50,\ 13^2
\end{displaymath}

練習問題 49 (解答49)  

\begin{displaymath}
x^2+y^2=z^2,\ (x,\ y)=1
\end{displaymath}

の正の整数解は,

\begin{displaymath}
x,\ y=m^2-n^2,\ 2nm,\ z=m^2+n^2
\end{displaymath}

ただし, $(m,\ n)=1,\ m>n>0$$m$$n$ は偶数と奇数.

練習問題 50 (解答50)  

有理整数$p,\ q,\ r$を係数にもつ3次方程式 $x^3+px^2+qx+r=0$が, 有理数$u,\ v$によって$\alpha=u+vi$と表される虚数解をもつなら, $\alpha$はガウス整数であることを示せ.

関連入試問題

入試問題 33 (解答33)   [96大教大]
(1)
$F(x)=2x^3+5x^2-3x+7,\ G(x)=x-3$ とする.このとき, $F(x)=G(x)Q(x)+r$ を満たす $x$ の整式 $Q(x)$ と実数 $r$ を求めよ.
(2)
$F(x)$$x$ の1次以上の整式, $G(x)=x-a$ , ただし $a$ は実数とする.このとき,
(i)
$F(x)=G(x)Q_1(x)+F_1(x)$ を満たす $x$ の整式 $Q_1(x), \ F_1(x),$ ただし $F_1(x)$ の次数は $F(x)$ の次数より小さい,が存在することを示せ.
(ii)
$F(x)=G(x)Q(x)+r$ を満たす $x$ の整式 $Q(x)$ と実数 $r$ が存在する ことを $F(x)$ の次数に関する数学的帰納法を使って証明せよ.
(3)
$F(x)$$x$ の整式とする.実数 $a$ に対して, $F(a)=0$ となるなら $F(x)=(x-a)Q(x)$ を満たす $x$ の整式 $Q(x)$ が存在することを示せ.
(4)
$F(x)$$x$$n$ 次式とする.このとき,方程式 $F(x)=0$ の 相異なる実数解は $n$ 個以下であることを示せ.

入試問題 34   解答34     [90京都教育大]

まず整式に関する用語の確認をする.

これらの用語に注意して,次の問に答えよ.
(1)
整式$f(x)$$f(x)$の約数であることを示せ.
(2)
0と異なる整式$f(x)$が整式$g(x)$の約数であれば, $f(x)$$f(x)$$g(x)$の最大公約数であることを示せ.
(3)
$f(x)$が0とは異なる整式で, 整式$g(x)$$f(x)$で割った余りが$r(x)$であるとする. いま,整式$d(x)$$r(x),\ f(x)$の最大公約数であるとすれば, $d(x)$$f(x)$$g(x)$の最大公約数でもあることを示せ.

入試問題 35   解答35 [02中部大改題]

$f(x)=x-1,\ g(x)=(x+1)^3$であるとき,

\begin{displaymath}
p(x)f(x)+q(x)g(x)=1
\end{displaymath}

を満たす整式$p(x),\ q(x)$の組のなかで,$p(x)$の次数が最小である組, および$p(x)$の最高次数の係数が1であるなかで次数が最小の組,をそれぞれ求めよ.

入試問題 36   解答36     [06京大文理系前期1番3番]

$Q(x)$を2次式とする.整式$P(x)$$Q(x)$では割り切れないが, $\{P(x)\}^2$$Q(x)$で割り切れるという. このとき2次方程式$Q(x)=0$は重解を持つことを示せ.

入試問題 37   解答37     [06京大文理系後期1番3番]

1次式$A(x)$$B(x)$$C(x)$に対して $\{A(x)\}^2+\{B(x)\}^2=\{C(x)\}^2$が成り立つとする. このとき$A(x)$$B(x)$はともに$C(x)$の定数倍であることを示せ.

入試問題 38   解答38     [00お茶の水女子大]

$f(x)$$x$ についての整数係数の整式とし, $g(y)$$y$ についての整数係数の整式とする. $xy=1$ のとき常に $f(x)g(y)=1$ となるような $f(x),\ g(y)$ をすべて求めよ.

入試問題 39 (解答39)        [00京大理系前期]

$p$ を素数, $a$$b$ を互いに素な正の整数とするとき, $(a+bi)^p$は実数ではないことを示せ.ただし $i$ は虚数単位を表す.

入試問題 40 (解答40)        [07一橋前期01番]

$m$を整数とし, $f(x)=x^3+8x^2+mx+60$とする.

(1)
整数$a$と0ではない整数$b$で, $f(a+bi)=0$を満たすものが存在するような$m$をすべて求めよ. ただし,$i$は虚数単位である.
(2)
(1)で求めたすべての$m$に対して,方程式$f(x)=0$を解け.

入試問題 41 (解答41)        [02慶応医]

設問(1)から(5)に答えなさい.

4で割ると余りが1になるような素数$p,\ p=4k+1$,を1つとる.これに対し,等式

\begin{displaymath}
(\mathrm{Q}) \quad \quad \quad \quad a^2+4bc=p
\end{displaymath}

を満たす自然数3つの組$(a,\ b,\ c)$の全体を考える.両辺の絶対値を比べればわかるよう に,このような自然数3つの組の可能性は有限通りしかありえない.

いま等式(Q)を満たす自然数3つの組$(a,\ b,\ c)$から新しく自然数3つの組を作る手続きを 次の(i),(ii),(iii)により定める:

(i)
$a<b-c$ならば $(a+2c,\ c,\ b-a-c)$を作る;
(ii)
$b-c<a<2b$ならば $(2b-a,\ b,\ a-b+c)$を作る;
(iii)
$a>2b$ならば $(a-2b,\ a-b+c,\ b)$を作る.

(1)
$(a,\ b,\ c)$が等式(Q)を満たす自然数の組でさらに(i)の条件$a<b-c$を満 たすとする.このとき,上の(i)より得られる $(a+2c,\ c,\ b-a-c)$もまた等式 (Q)を満たすことを示しなさい.
(2)
等式(Q)を満たす自然数の組$(a,\ b,\ c)$$a=b-c$$a=2b$を満たすことは ないことを示しなさい.
(3)
等式(Q)を満たす自然数の組$(a,\ b,\ c)$の中には,上の手続きを施しても変化し ないという性質を持つものが存在する.$p=4k+1$と表すとき,この性質を持つ $(a,\ b,\ c)$$k$ を用いて具体的に与え,かっそれがただ1組しか存在しないことを 示しなさい.
(4)
等式(Q)を満たす自然数の組$(a,\ b,\ c)$に対して上の手続きを2回繰返して施す とどうなるか,結論を簡潔に説明しなさい.また,この観察をもとに等式(Q)を満たす自 然数3つの組の全体の個数が偶数か奇数かを決定し,そう判断できる理由を述べなさい. ただし,等式(Q)を満たす自然数3つの組から上の手続きにより新しく作られた自然数3つの 組は(i),(ii),(iii)のどの場合でも再び等式(Q)を満たすという事実については ここでは証明なしに用いてよい.
(5)
素数$p=4k+1$をある2っの自然数 $a,\ b$ により

\begin{displaymath}
p=a^2+(2b)^2
\end{displaymath}

と表すことができることを示しなさい.


next up previous 次: 連分数 上: 除法のできる環 前: 四次フェルマ問題
Aozora Gakuen