Tを優勝が決定する回数を表す確率変数とします.
まずは
と変形します.
1行目から2行目の変形は
です.3
以下, に対して を考えます.
最短で優勝が決まるのは n-1回目ですから
が成り立ちます.
また,
も注意しておきましょう.
さて,のとき,1回目に勝利したものが いつ負けるかを考えます.
だから必ずn-1回目までに負けるので
つまり
が成り立つ.4
としたとき,(14)より 最終項は0に収束する.
したがって,
よって,