大学として受験生にどのような力を求めてるかが明確な出題である.つまり,数学的対象を適切に文字でつかみ,系統立てて論証と計算を遂行する力,である.
小問はていねいすぎる.時間制限のあるなかではやむを得ないが,高校生が自分で勉強するときは,2番のように小問の中で設定がされているものははずせないが,できるだけ途中の小問を飛ばして直接最後の問題を考えるようにするとよい.分析力や構想力が身につく.