この転換の時代に、根のある言葉を豊かにするための基礎作業として、近代日本が覆いかくした日本の言葉を掘り起こし、現代語を再定義することをめざす。
日本語定義集第三版の序論、およびそこにあるいくつかの基本語の再定義を編集し、『言葉の力と「生きる」ことの意味 −−日本語の再定義を求めて』と題した一文にして、雑誌『日本主義』第35号(二〇一六年九月)に寄稿した。そして、それも込め加筆再編し『神道新論』として出版したのが二〇一八年三月である。
その過程での推敲をもとに、第三版に加筆したのが、以下の第四版である。そのPDFファイルである。第三版およびそれ以前のものは、旧版集を見られたい。
構造語の再定義をもとに近代語を再定義する試みは、旧版集にその試行がある。
- 序論 意味を掴む/構造の言葉/定義の方法/参考文献
あ行 あいだ/あう/あき(秋)/あく/あそぶ/あめ/あや/あやしい/あらた/あらたまる/ある/あわれ/いう/いき/いきおい/いく・ゆく/いず(出ず)/いつ/いのち/いま/いる(居る)/いる(入る)/うち/うつ(全)/うつ(打つ)/うつる/うつつ/うむ/うら/おしえる/おしい/おどろく/おもう/おもかげ/おもて
か行 が〔辞〕/かお/かがやく/かく(掛く)/かく(掻く)/かく(欠く)/かげ/かしこい/かしら/かぞえる/かた(型)/かた(方)/かた(片)/かたい/かたる/かなし/かみ/から/から〔辞〕/から(殻)/かわ(川)/かんがえきく/くに/け/こころ/こと/ことば/ことわり/こもる
さ行 さいわい/さき/さく/さす/さち/さと/しま/しめす/しる/しるす/すむ/する/さち
た行 た/たがやす/たから/たくみ/たつ(立つ)/たつ(断つ)/たね/たま/つき/つげる/つくる/つち/て/と〔辞〕/とき/ところ/とし/とる
な行 なる/に〔辞〕/ね/の〔辞〕/の(野)/のぶ/のり
は行 は〔辞〕/はかる/はじめる/はたけ/はたらく/はつ/はなす/はらう/はる(晴る)/はる(墾る)/はる(春)/はる(張る)/はるか/ひ(日)/ひ(霊)/ひ(火)/ひと/ひらく/ふゆ(冬)/ふる(振)/ほ(穂)/ほど
ま行 ま(真)/ま(間)/まこと/まつる/まなぶ/み(身)/み(実)/みる/むすぶ/むら/も〔辞〕/もうす/もと/もとめる/もの
や行 やま/よ/よむ/より〔辞〕
ら行 る〔辞〕
わ行 わける/わざ/わる/を〔辞〕
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